こんにちは、ぎばです。
今日も今日とていろんな本を読んでいます。あと数日で忙しい日々が戻ってくるので、それまでにやりたいことがたくさん。撮りためたドラマも見ないといけないし、ほんとうはピクミン4もやりたいのですが、とりあえず娘が次々によさそうな本を借りてくるので一緒に読んでいます。
まずはこれ。
『ざりがにのおうさま まっかちん』 大友康夫 作
福音館書店より1991年第1刷 2019年第22刷 です。
はちのす保育園に通うこどもたちは、ざりがに釣りが大好き。ざりがにのことはまっかちんと呼び、日々手製の釣竿で先生と一緒に沼に通っています。主人公ののぞみはまだ一度も釣れていないため、どうにかして大きなまっかちんを釣りあげたいと頑張っていますが…というストーリーです。
これは実在する保育園の保育実践をもとに書かれた本だそうで、のびのびとした環境がこどもたちをまっすぐ育んでいる様子がみてとれます。じょうずにできないのぞみに、まわりのお友達たちが一生懸命応援したりアドバイスしたりするのも可愛い。保育園児らしい声かけがいじらしいです。
日常の、何気ないひとこまがそのまま描かれています。絵も多く、本文はひらがなで書かれています。小学校低学年向きですが、読み聞かせなら未就学児も楽しい一冊です。
次はこれ。
『きょうはなんのひ?』瀬田貞二 作
同じく福音館書店より、1979年初版です。
まみこという女の子が、学校に行く前にお母さんになぞかけをします。おかあさんがその場所に行くと、まみこが書いた不思議な手紙が。手紙は次の場所を示しており、おかあさんは次々と手紙を見つけていきます。そして最後に、全ての手紙にはしかけがあることを明かされて…まみこはいったい、何を伝えたいのでしょうか?という物語です。
まみこの手紙の文面と、楽しく手紙を探すお母さんのやりとりにほっこり。このお話にはしかけがあって、まみこからおとうさんおかあさんへの手紙のサプライズが主軸ですが、実はおとうさんおかあさんからまみこへのサプライズも用意されているのです。家族の愛が絵本の中にぎゅっと詰め込まれています。
この本は娘からの推薦本。「これ面白いからよんでみて」と手渡されました。
こういう本がおもしろいと感じるのはいいことだなぁ…母としてもなんとなく嬉しいものです。
そして、実際に昨年のクリスマスには、まみこのまねをしてお手紙探しを作ってくれて、夫と二人で家じゅうを探し回りました。宝探しゲームのようで楽しかったです。本を読んだ後に、家族で実践してみるのも面白いですね。
さて、きょうはなんのひ?というタイトルでしたが、リアルな今日は夫の誕生日。
おめでとう!ということで、今日のブログはおしまいです。